しかしよくよく考えてみても、近所の事はあまり知らない。
住んでいる人間についてもそうだが、
土地勘ってのが全く無い。
日常、全く出歩かないからだ。
今棲んでいる所はジャングル深い、大自然多き所なので、
やたらとは出歩けない。
大蛇や野犬、猛禽類がうようよいるからだ。
一人で出歩いた日にはわずか3分で骸となろう。
そんな素敵にデンジャラスな地を、
我々ミーコ探検隊は、
多くの反対の声を振り切って出発した。
正午。
それはそれは長かった雨季も、
そんなことはまるでなかったかのように、
肌がチクチクと痛むくらいの
恐るべき日差し照りつける中の事だった。
我々探検隊は出発して間もなくの、
野犬の手荒い歓迎をひらりひらりとかわし、
目的地へと向かった。
どれくらい歩いただろうか。
もはやミーコ隊長は熱い風呂に入った後の
おっさんのように、
これでもかと汗をかききっていた。
無論、いっきゅう隊員の腕に抱かれいるので、
ほぼカロリーの消費は無いのにも関わらずにである。
その時・・・
我々探検隊は目を疑った!!!
・・・・・・。
なんと!
鷹
である。
しかも手負い。
片目はにごり、やもすると見えないのかもしれない。
片足がなく、それでも上手にバランスをとって、
我々霊長類に畏怖することもなく、静かにたたずんでいる。
捧げ物にミーコ隊長を差し出したが、
丁重にご辞退申された。
なんと威厳のある、神々しい鷹であろうか。
我々もこの鷹に敬意を払いつつ、
現場を後にした。
しばらく、また我々は歩く。
そして歩く。
どこまでも続く、
大雨の影響ですっかりぬかるんだ粘土と化した大地を。
そして、ついに突然終わりの時が来た。
・・・・・・。
もはや我々の進むべき道は無かったのである。
探検は終わったのだ。
仕方がないので・・・。
・・・・・・。
カエルが鳴くなら
カ〜エロっと。
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