☆IkkyuusanとMakirudaのプーケット育児日記☆

タイのプーケットでの育児や現地情報などを、画像や動画を交えて日記にして赤裸々にお伝えします。☆プーケットでは元祖!いちおしのおすすめのお土産、フルーツ炭のいっきゅうさん プーケット店も運営中!

Harakiri

本日、2006年12月12日(火)18:20、碧(みどり)が誕生致しました!!!
ちゃんと女の子でした。
予定通りw予定日より一週間過ぎての誕生と相成りました。

妻本人と私自身は、まさか今日になるとは全くの想定の範囲外。
妻のご両親も何故か16日(土)を予想していて、この日碧誕生を予感する者は皆無。

当日も、

「じゃあ、定期健診行って来ます。すぐ戻りますんで。」

なんてパパさんに早朝に普通に報告して、ほとんど手ぶら状態で病院に向かいました。
病院に普通に着き、普通に定期健診をして、普通にさっさと帰るはずが・・・

「状態から言って今日産んだ方が良いでしょう」

のドクターの一言で、一瞬にしてシリアスモードの我々夫婦。
妻のマキちゃんは顔面蒼白。

そして、心の準備もろくに出来ぬまま、何の準備もないまま、家に帰ることも許されず、なんだか訳も分からず、何故かそのまま車椅子に乗せられ運ばれ出す、マキちゃん。

ああ、オロオロオロ。
そうだ、取りあえずパパさんに電話しなくちゃ!
肝心の携帯は充電不足でご愁傷様・・・株をストップ安まで一気に下げる恐れ有りの、哀れな婿殿(自分の事ですが(涙))。

マキちゃんの携帯で取りあえずパパさんに連絡を取り、マキちゃんは分娩準備室?という名のタコ部屋、うっぷすごめんなさい、大部屋へ移されました。

「ま、まさかここで産むのか?」

違うわい!と罵られる無知な婿殿。どうやらここで点滴(陣痛促進剤)を打ち、究極の状態?!を迎えるまで凌ぐ場所らしい。

管につながれ、見る見るうちにぶたれゴキブリのように衰弱し始めるマキちゃん。

早朝だったので夫婦、それから付き添いで来てくれたママさん共、飲まず食わずで家を出て来た。

「取りあえず、まだ碧は出て来ないでしょ?なんか食べようか?」

と空気を読め!と自分でも突っ込みたくなるような、アホな言葉しか出て来ない本日ストップ安、必至の婿殿。

ここでママさんが余裕を見せて、

「そうだわね、まだまだだから、ご飯食べましょ。」

と言って下さり、よろよろマキちゃんを一人残し、一時その場から退却。

食べ始めるや、虫の息の自分の携帯がけたたましく鳴る。あ、パパさん・・・電話出ると10秒位で完全電池切れ。
や、やばい・・・すかさず持っていた小銭で公衆電話直行。連絡を取り、急を凌ぐも、

「電池切れか・・・君らしいな」

の一言で自分の株はストップ安、倒産決定。

w31s200612120002.jpg

そんなこんなでアワアワしつつも、一旦分娩準備室に戻りマキちゃんを激励。
でも、もはや声をかけるのもはばかれる程の衰弱ぶりのマキちゃん。

「パパさんを迎えに行ってくるからね。あと必要な物を取って来る。がんばれ!」

と声を掛け、ママさんを残し、パパさんを迎えに車で家に戻る。

せっかく家に帰ったのに、病院に戻れば足りない物ばかりに気が付く。

取り合えず必要最低限の物は既に、いつ産気づいても良い様に車に入院グッズを積んでいた。
しかし自分の物、例えば退屈凌ぎグッズやら着替え、プーケット在住のお友達にお使い頼まれていた品物・・・軒並み忘れちゃった。

自分ではそんなにテンぱってなかったと思うけど、イッパイイッパイだったんですねぇ。

さて、あっという間に時間は過ぎ去り(マキちゃんにはそれはそれは長く感じた事でしょう)点滴を始めてから7時間が経過。

この間に先生が2時間おきにやって来るんだけど、それがどうにもやるせない。

いわゆる触診で子宮内部の状態を調べるらしいのだけど、その度にマキちゃんが見たことも聞いたこともない状態で悶絶している。

もちろんカーテン越しだから一部始終を見られる訳ではないのだけれども、どうにも恐ろしい光景である。

先生が去った後はベッドが血まみれ・・・一段とグッタリしているマキちゃんがそこにいる。

先生に憎悪さえ沸く。お門違いである事は分かってはいるんだけど・・・。

8時間経過。先生が来た。あり?一時間早いぞ。また苦しませるのか?
マキちゃんも恐怖しているのがありありと分かる。

でも今回のは割とあっさりしていて、そんなにマキちゃんも苦しまなかった。

しかし、

「状態がさっきと変わらない。赤ちゃんの頭が骨盤に下がって来てない。これ以上待っても危険が迫る恐れがあるが、切るか待つか選択しなさい。」

とドクター。

うう、究極の選択。出来ればここまで待ったんだし、元々希望の自然分娩を選択したい。でも子供が危険と言われれば・・・。

「切って下さい」

マキちゃんが言った。

ご両親も納得。自分もマキちゃんの選択にうなづいた。でも気分は複雑。・・・切腹か。
一瞬涙が溢れそうになる。

緊急帝王切開を選択し、予定していたビデオ撮影は自粛。
その代わり自分は分娩室に入るのを許可してもらった。

w31s200612120022.jpg

運命の18:15。

既にブラックジャックのような格好をさせられて、分娩室の外で待たされていた自分が、中へ通された。

シーンは丁度マキちゃんのお腹をメスでまさに切開しようとしているところ、思わず目をそむけ、マキちゃんの頭のすぐ近くに用意されたイスに座った。

マキちゃんには触るなと、誰かに言われた。
マキちゃんの顔は意外と安らかな眠り顔をしていて、きっと麻酔が効いていて意識がないんだなと思った。

時間にしてほんの数分のはずだが、時の経つのが異様に遅い。

マキちゃんの体が映画エクソシストのシーンのようにぐらぐらと揺すぶられている。

はっきり言って怖い。怖すぎる!

一体何をしているんだ!

やめてくれー!

と叫びそうになるも、向こう側はチキンなので見れない。

次の瞬間、

「にゃあ、にゃあ」

なんだか猫チックな産声と共に、マキちゃん号泣。

え?起きていたの?

「大丈夫。元気だよ。」

と頭を撫でながらマキちゃんに声を掛ける。
恥ずかしながら、自分もつられ号泣w
それを見て看護婦ニヤニヤ。(恥)

やったー!でかした!マキちゃん、良くやった!
ついに愛しい我が子誕生!

でも正直言って初めて見た我が子は、

「これで良いのか?」

って真剣に疑問が沸くほど不細工だったw

ごめんよ、碧。

これから、ドリーミング碧に変身するんだよね?

まあ、何はともあれ、マキちゃん、碧、本当にご苦労様。
そして関係者全てに感謝です。
みんなどうもありがとう!!!

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by ikkyuusan

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